2026.06.25
プレスリリース
やさしい日本語で外国人職員との相互理解を促進 日本教育クリエイトが介護現場向け受け入れ研修を実施
やさしい日本語と立場を入れ替えるワークで、外国人職員との相互理解を深める
株式会社日本教育クリエイトは、社会福祉法人琥珀会(岩手県久慈市)より「外国人介護人材受け入れ研修」を受託し、2026年3月19日、5月15日、5月28日の全3回の研修を実施しました。
全3回を通じて、日本人職員延べ17名、特定技能外国人延べ11名が参加し、日本人職員が「やさしい日本語」や伝え方の工夫を学ぶとともに、実践ワークを通じて外国人職員に伝わる表現を考え、相互理解を深めました。

介護現場では、外国人介護人材の受け入れが進む一方で、言語や文化の違いによるコミュニケーションの難しさや、専門用語、曖昧な表現が伝わりにくいことなどが課題となっています。「わかった?」と確認しても十分に理解されていないことや、何度も聞くことを遠慮して「わかりました」と答えてしまうことなどが起きることもあり、安心して質問・確認できる関係づくりが求められています。今回の研修は、そうした現場の課題に向き合い、日本人職員が“伝える側”としてできる工夫を学ぶことを目的に実施されました。
研修ではまず、日本人職員が外国語を読み取る、自分の名前を書く、外国語を聞くといった体験を通じて、“わからない”状況を体感しました。そのうえで、「やさしい日本語」の考え方や、伝わりやすく説明するための工夫を学びました。研修の中では、日本人には当たり前に伝わると思っていた「オノマトペ(例:ささっと、カサカサ、ごっくん等の音や様子を表す言葉)」が、外国人職員にはわかりにくいことがあるという気づきも共有され、なるべくオノマトペを使わず、より具体的でわかりやすい表現を心がけたいという意識が高まりました。また、「はっきり言う」「さいごまで言う」「みじかく言う」の頭文字をとった“はさみの法則”をもとに、現場で使いやすい伝え方を学びました。
後半のワークでは外国人職員も一緒に参加し、実際の「声かけ」や「お知らせ」をもとに、伝わりづらい日本語をわかりやすい日本語に言い換える実践を行いました。外国人職員に何と言えば伝わるのかを互いに考えながら意見を出し合うことで、現場で活かせる具体的なコミュニケーションの工夫を学ぶ機会となりました。受講後アンケートでは、「仕事にすぐ活かせるイメージができた」「とても参考になった」といった声が寄せられたほか、「普段丁寧に伝えていたつもりの言葉が、逆に分かりづらくなっていた」「オノマトペを癖のように使っていたので気を付けたい」といった感想も見られました。本研修は、これから外国人介護人材の受け入れを検討する法人だけでなく、既に受け入れておりコミュニケーション面で課題を抱える法人にも、外国人職員の安心就労と定着を支える実践的な内容です。













